今年度のハイキング活動プログラムに向けて、読図・コンパス訓練を行いました。
読図とコンパス操作の技能は、スカウトハイキングを行う上では必須の知識です。
当日の午前中は、まず、GBスカウト(班長・次長)に対して訓練を行いました。午後は、GBスカウトが各班の班メンバーに自分が学んだ事を教えます。
各班、以下の内容を進めました。
■GB訓練
(1)方位とコンパススカウトハンドブック 142ページ)
16方位と方位角の関係の理解
プレートコンパスで方位セットの方法理解
(ゲーム)16方位で呼ばれた方角にプレートコンパスを使って体を向ける
(2)地図とコンパス(スカウトハンドブック 143ページ)
地図上の現在位置から目的地への進み方
(ゲーム)5歩づつあるいて正三角形を作って元に戻る。(5歩歩いては、左回りに120度向きを変えるのを3回繰り返す)
(3)縮尺と等高線、地図記号(スカウトハンドブック 146-147ページ)
25000分の1の地図で、1cmが実際の何mなのか。4cmは実際の何mなのか。
地図上に4cmの線を引き、その線が通る高さの変化をノートに書きだす。
(ゲーム)カードに地図記号を書きだし、裏に記号の意味を書く。適当に10枚地図記号を見せて、何枚答えられるのかをお互いで行う。
(4)基準点、三角点、水準点
(ゲーム)国土地理院地図の中から、基準点、三角点、水準点、電子基準点、標高点を見つけ出す。
(5)座標読み、と磁北線
(作業)白地図(緑丘周辺)に座標軸(目盛り番号も含む)と磁北線を記入する。
(ゲーム)代表者が座標軸の入った地図を見て、自分が見つけた位置を座標読みで他のメンバーに伝えて、その場所に何があるのか早く答えた人が勝つゲームをする。
(6)野帳(スカウトハンドブック 167-169ページ)
2線式野帳の書き方を学ぶ
(ゲーム)緑丘会館の周囲を歩いて野帳を記入する。
記入した野帳を見ながらバックベアリングを行う。
■班訓練
GB訓練で行ったことを班メンバーに行う。
訓練後にスカウト進級手帳の以下の項目にサインをする。
3.スカウト技能 1-①~1-⑥(6か所)
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