■Earth Tribe活動として連続性のある活動を実現
この活動は、日本スカウト連盟全体で進めているEarth Tribe活動の一環として実施しました。この活動は、単なる自然保護や環境保全の奉仕活動だけではなく、地球全体の環境改善への取り組みにつなげていくものであり、一過性のものではなく、連続性を持たせた継続的な活動としております。すなわち、BS隊活動におきましても、長期間の視野・展望を持たせた活動と位置付けております。
前回は、近隣地域の生物多様性の理解、自然保護の観点より、清谷池公園・千里川をテーマとしたEarth Tribe活動を実施しました。
今回は、これをさらに広域に発展させ、専門家（清水谷を守る会）のご協力を得まして、自然に自生する環境が我々に与えてくれる恩恵の理解、そして、その保護には、人為的な意思が必要とされている現状の理解を促す活動としました。
箕面北部に所在するこの地域は、多くの尾根が南北に走っている中で、珍しく東西に渡る地形を形成しておりますので、独自の生態系を持っており、自然保護すべき多様な生態系を維持しております。これらを観察することで生態を理解し、かつ、その生物多様性を守ることで、我々人類の全体の幸福（Well-Being）に資することを、「行うことによって学ぶ」というスカウト教育に沿って行いました。
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